幕末の「なぜ」を、史料から読み解く
井伊直弼・安政の大獄・幕末政治を、一次史料に基づいてわかりやすく読み解くブログです。
権力者の「なぜ」という問いを手がかりに、歴史の奥にある人間を探します。
完結:松平春嶽シリーズ
幕末四賢侯の一人・松平春嶽が晩年に遺した回想録『逸事史補』。その一次史料を軸に、春嶽自身の目で幕末を追体験する連載です。2026年8月、全十一回で完結しました。
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明らけく——春嶽、福井で筆を擱いた日
明治十二年九月十八日。 十年かけて書き継いだ回想録の、最後の頁。そこに春嶽が記したのは、誇りでも達成感でもなか…
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四百年の声
大政奉還は、慶応三年のある日、突然起きたのではない。 春嶽はそう考えていた。晩年、逸事史補の筆を執ったとき、彼…
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島津斉彬と西郷隆盛|「庭口の番人」——松平春嶽が本人から聞いた話
霊岸島の閉居でも、二条城の老中部屋でもない。これは政治の修羅場ではなく、もっと静かな、二人だけの時間の話である…
井伊直弼の世界——全20篇
悪役か、名君か。桜田門外に散った大老の生涯を、埋木舎の青年時代から暗殺の朝まで、一次史料から読み直します。
「独裁的な粛清」というイメージを、幕府の裁判記録「黄紙」と取調機関「五手掛」から再検証する。
水戸藩と井伊直弼をめぐる「予兆の連鎖」——事件の発端をたどる三部作の入口。
井伊直弼、静寂の歳月が育てた「大老の心」。孤独の青年期を描く。
このブログについて
「やまのこゑ、いにしえの道」は、日本史の人物と事件を一次史料から丁寧に読み解くブログです。
とくに幕末期の井伊直弼・安政の大獄を中心に、これまで「独裁者」と見られてきた人物の実像に迫ります。
難しい史料も、できるかぎりわかりやすい言葉でお届けします。