イテナカフェ第2回ジャズコンサート|パンジョーが加わった涼やかな午後のひととき
kirishima
やまのこゑ、いにしえの道
和歌山県橋本市で開催された「紀の川橋本SUMMERBALL2025」に行ってきました。南馬場緑地広場を会場に、地域が誇る夏の花火大会の様子を現地からレポートします。
このイベントのルーツは、昭和23年(1948年)から続く「紀の川祭」と、高野口町で行われていた「紀の川カッパまつり」にあります。両祭りは地域の夏の風物詩として親しまれてきました。
そして2013年、これらを統合し新たに「紀の川橋本SUMMERBALL」が誕生しました。スローガンは「Let’s have a ball!!(みんなで一緒に楽しもう)」で、市民が主体となって運営するイベントとして発展しています。
当日は仮駐車場に車を止めて、会場までぶらぶら歩きました。人出は多かったものの、警察の交通規制や警備員の誘導が整っていてスムーズに到着。屋台のにぎわいを楽しみながら向かうのも祭りならではの体験です。
20時になると、夜空に大輪の花が咲き誇りました。色とりどりの光が紀の川の水面や会場を照らし、幻想的な雰囲気に包まれました。観客から歓声と拍手があがり、夏の夜を彩る迫力あるひとときは忘れられません。
飲食や特産品の販売ブースが立ち並び、市民ステージでは歌やダンスが披露されるなど、花火以外の楽しみも充実。昼から夜まで家族や友人と過ごせる地域密着型のお祭りです。
紀の川橋本SUMMERBALL2025は、花火の迫力はもちろん、地域の歴史と人々の絆を感じられる夏の風物詩でした。来年もぜひ訪れたいと思います。