イテナカフェ第2回ジャズコンサート|パンジョーが加わった涼やかな午後のひととき

真夏の午後、北田辺で楽しむジャズ
7月19日(土)、大阪市東住吉区の北田辺集会所(旧大阪田辺教会)で開催された「イテナカフェ ジャズコンサート」の第2回に行ってきました。
開演は14時。真夏の午後ということで気温はぐんぐん上昇していましたが、私は暑さを避けるため車で会場へ。運よく近くの駐車場を確保できたおかげで、汗だくになることもなく入場できました。
一方、電車で来られた方々は、会場に到着する頃にはすっかり汗びっしょりだったそうです。
前回の教訓を活かした快適対策

前回のコンサートでは、長時間の着席でお尻が痛くなったのを覚えています。
そこで今回は、お尻引き用のパッドを持参。製品はモンベルの「たたみパッドミニ」です。これが大正解!
おかげでお尻の痛みがかなり軽減され、最後まで快適に演奏を楽しめました。
コントラバスからパンジョーへ

今回のコンサートは、前回までのコントラバスではなくパンジョーが加わる編成。
「ジャズにパンジョーって大丈夫?」と、会場の誰もが少し心配していた様子。
しかし、そこはさすが吉川裕之さん(クラリネット)と仲間たち。違和感どころか、パンジョーの音色が絶妙に溶け込んだ軽快なトラディショナルジャズを聴かせてくれました。
パンジョーを演奏した藤井信之さんは、今年初めて吉川さんと共演するとのこと。吉川さん自身も「うまくいくかな」と不安があったそうですが、そんな心配は一瞬で吹き飛びました。息の合った演奏は、まるで長年のコンビのよう。会場全体が笑顔に包まれました。
ベテランの即興力

リーダーの吉川さんは、なんとリハーサルで決めた曲を本番で急に変更することもしばしば。普通なら共演者が慌てそうな場面ですが、そこはベテラン勢。
「何か来るぞ」という表情を見せつつも、柔らかく対応して見事にまとめてしまう姿に、プロの凄みを感じました。まさにライブならではの醍醐味です。
会場の温かい空気
北田辺集会所は、旧教会堂の温かみを感じる空間。音の響きもよく、客席との距離が近いので、演奏者との一体感が抜群です。
入場無料・申込不要という気軽さもあり、リピーターや地元の方が多く集まりました。
休憩時間にはコーヒーやお菓子をいただきながら、ゆったりと過ごすひとときも楽しめます。
まとめ
今回の「イテナカフェ」は、パンジョーという意外な楽器が加わることで、新鮮さと心地よさが同居した素晴らしい時間になりました。
吉川さん率いるトリオの懐の深さ、そして演奏者同士の信頼感が、音楽をより豊かにしてくれることを改めて実感。
さらに、モンベルのたたみパッドミニのおかげで快適に過ごせたのも個人的には大きなポイントです。
次回はどんな編成で、どんな曲が聴けるのか、今から楽しみです。